flowering dogwood

社会人5年目。
「若手」と言い張る中堅予備軍。
新人教育係。
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# 停電に怯える3連休
怯えるとはいえ、意外と計画停電は回避されていて、
普通の生活に戻してもいいのかな、とさえ思い始めるのだけど。
その度に、余震がきたりして気が抜けない。

昨日(土曜)の夕方の余震はすごかった。ここが震度3ってウソでしょ!?
と叫びたくなる。
夕方、なにもかもが恐ろしくて、でもやることもなくて布団にいたけど、
飛び起きて机の下にもぐったね。偶然ワンセグでテレビをつけていてよかった。
ケータイの地震速報はこなかったから。

以前は地震になんて動じなかった私が、もはや余震恐怖症だ。

昨日は、とにかく作品を書けというから書いて、買い物に行った。
地震があってもなくても、余震があってもなくても、生活用品はなくなる。
隣の駅まで化粧品を買いに行く。
一応、隣の駅とは言っても、快速に乗った場合ですね。
つまり、あいつの住む駅と私が住む駅のあいだ。

母親も靴を買いたいというから、一緒に行く。
あったかい、ぽかぽかした土曜日。平日もこれくらい暖かければ、停電なんてないのに。
なんで土日があったかいんだろう。

3連休に絶対にやらないといけないのはこの買い物くらいで、
それをえいっと初日に終わらせてしまったから、今日は本当にやることがなかった。
なければ限りなく堕落する私。。

そういえば彼も「インドアだ」と言っていたっけ。今頃何をしているのだろう。
私の感覚だと、停電があるとかないとかいってるうちは、迂闊に出歩けないのだけど。
それが一緒なら、きっとあいつも家にいるはずだ。と思うんだ。

期せずして電話もメールも知ってしまった今は、
ただただそれを使って連絡を取りたくなるけれど、
今はまだまだ仕事も終わってないし、自由にはできないというもの。

ずっと前から、3月末になったら終わってしまうと寂しがっていた。
今、本当に、その3月末がやってきている。想定しえなかった境遇を伴って。

それでも、このまま終わってしまうとは思ってない。思えなくなった。
打上げをやろうと思っていると言ったら、「せっかくだからやりましょうよ」と言った。
こっちで会いましょうよと言ったら「いいですよ」と言った。
私が一方的に帰ると言って電話したら、むこうから「お気をつけて」とメールをくれた。
もちろんそれは、電車が止まったら教えてほしいという要望からなのだけど。
まさかああして優しいメールをくれるとは思わなかった。

だから終わるとは思えない。
案件が一段落したら、もう関係ない。そういう関係ない関係が始まると思いたい。

ひとまず、やることがなさすぎて本を読む。
2月に一旦停滞したから、年間目標に向けてまた進まなくちゃ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:57 | category: 5年目 |
# あなたの呼吸が止まるまで ...島本理生
薄い本。電車行き帰りで読めた。

解説にも書いてあったけど、なにかこう、そこはかとない不安が漂っている1冊。

主人公は12歳の女の子。舞踊家の父。離婚して2人暮らし。
登場人物は至極少なく、佐倉、田島くん、鹿元さん、あたりか・・

うーん。
あくまで電車で頭を使わずに読める本を欲しい私としては
チョイスを間違った気がする。。

14冊目。
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# 反則な上司
ゞ伴圓離船腑鵐椶函↓地震の影響で、
約2週間前の振休の前日に上司に呼び出されたことはほとんど忘れていた。

|舎の障害。あまりにおそまつな状態に、デラックス激怒。
 ユーザにメールしたり、とにかくいろいろ、走り回っていた。3月2日〜10日まで。
△修鵑幣態で忙殺されているというのに、3月11日(金)地震発生!
 会社に止まり、死ぬ思いで家に着いて、1日休んだら、週明け月曜はまさかの自宅待機!
 火曜〜金曜(今日)まで、毎日5:00に一旦起きるという異例対応。

木曜(昨日)なんて、海江田万里の発表に1フロア騒然となり、上司が帰れ帰れというから、
すべてを放棄して帰ってきた。業務続行不可能。
今日なんて、朝、電車の暖房切られたね。死ぬかと思った。

ヘトヘトなのに、自宅待機や急遽退社のせいで業務時間は減り、
今日はひさびさにまともに仕事。でも昨日のことがあるから、
いつ帰れと言われるか怯えながら急ぎめで全てのものをやり始める。
と、そこにまた意味不明なエラー発生!
リーダーが生き生きしながら対応しているから口出すのやめる。
本当は彼とやりとりしながら進めたかったけど、無理だった。

最後にわかったのは、インストールパスを間違えているっていうチョンボ。
あーはいはい。やっぱり、ユーザのチョンボだったでしょ。

あっというまに17時になっていた。

その対応が落ち着いたのは17:30くらいだったか。
そういえばリーダーとやりとりしてたはずの彼から電話くる。
「○○さん電話繋がらないので言づてをお願いします」だって。嬉しい。ありがと。
そして、落ち着いたのを見計らって、頼みたかったこととか喋る。
さらに頼んでいたものもできたという。持っていきたいと言う。

いや!いまダメなの!上司のところをうろうろまわってハンコをもらってた。
さらにおせっかいなのかなんなのか、連動ファイルの中身について質問され、出直す。
わかんない。え、無理。調べるの?だから無理!

って状態だったのと、本が手許になかったから断る。
「え、今来ます?ちょっと無理なんで、あとでこちらから電話します。」

落ち着いた頃には15分くらい経っていたかな。
「お待たせしました。でも私、本取りにロッカー戻りたいんで、その足で2階行きます。」
「本?」
「うん、読み終わった」
「はやっ」 ←彼の心の声、本気でつぶやいてた
「うん、だって、昨日あまりに暇で・・」大停電で脅され早く帰宅して暇すぎたからね

引出しからお礼のお菓子を取り出し、激混みのエレベータに待たされながら、到着。
受け取るものを受け取って、こちらからは本を渡す。
「続き持ってるんですか?」
「持ってます。」

「あーでもいま本棚が」そっか崩壊したんだよね
「いつでもいいんですほんと」

久しぶりに対面で話したけど、あいつ、日に日にかっこよくなる気がする。
日に日に、スーツが似合ってる気がする。
やっぱり男子はネクタイにスーツが一番かっこいい。
寒いからって上着着てる。それ最高。

日中の対応も終わったから、残作業に入って、他部署に平謝りしに行ったり、
とにかくやることはいっぱいで、頭がパンクしそうなんです。
帰り道、何があるかわかんないからホントは早く帰りたいんです。そんなとき。

腹黒だと思っていた上司に呼び出される。正確には、リーダーの上司の上司。
夜、9時ですけど。。
わたしね、好きで残ってるんじゃないのよ。しかたなく残業してんのよ!
しかし部屋に呼び出され第1声は「落ち着いた?」っておい!

い い え !

んなわけねーだろ!

落ち着きません。

「ほら、○○さんと話したでしょ」
「・・・そっちの話ですか!

落ち着いたか心配されたのは、最近目が回るほど忙しいからではなくて、
ずっと前に起きた事件のあと私が心の整理をしたのかという質問。

もちろんそっちについても答えは「い い え !」ですからして。

でも奴は聞く耳なし。
へっへー決めちゃったもんね。てなテンション。
「わかってる?あと10日ほどで遂に・・・。」
わかってない。忘れてた。この喧噪じゃ、無理ですよ!

せっかく忘れかけていたのに、このどさくさでなかったことにしたかったのに、
許可されないみたいだ。
この3連休とあともう1回の土日でどうにかしろと言う。無理。ホント無理。俄然無理。

次のシステムの概要をばーっと話され、
いっぱい話して満足したらしい彼は、「うん」と言って私に「うん」を促し、
私がなかなか「うん」と言わないとまた「うん」と言い、
書類を閉じ、終わりだよ、という顔をする。
うんと言いたくないと言い、そしたら席を立ち、、

もうね、涙も出ないよね。

考えているのは、その日その日をどう生きるか。
ちゃんと会社行けるのか、帰れるのか。それは私だけじゃなくて、近所の彼もそうか。
原発がどうなるのか。我が家の停電がどうなるのか。我が家の洗濯機が直るのか。
そっちのほうがいっぱいいっぱい心配なんだから。

こうしたどさくさに紛れて私が忘れていると思われたのかもしれない。
だから上司に呼び出されたのか。「内示」と思えばいいのか。ただの告知なのか。
それにしても告知は2度目だから。。もう間違いないみたいだ。

最後までごねたけど、最後、彼は、悪魔の一言を言い放った。
「もう決めちゃったもんネー!」
そういう問題じゃねーよ!
だったら告知すんな。

残業を邪魔したうえに、結局は決めちゃったと言い張り、反則だよね。

どうやって、お世話になった人に別れを切り出すのか。
どうやって、今の仕事と今までのいろいろに区切りをつけるのか。
それを2回の週末でどうにかしろなんて。無理。
私がみんなと過ごしてきた時間は長いんだ。。

それでも、どこかで、異動するんだろうなって思ってる私がいる。
4月以降になるんだったらやらなくていいんだってほっとしてる私がいる。
それはもう、「落ち着いた」ということなのかな。いけない気がするけど。

私はここを離れ、彼もここを離れる。
そしてまた、私は1人であの地へしこしこ通うことになる。
今のこの甘えた状況がなくなるのが、心配で心配でしかたない。
本当は今、それが一番、怖いんだ。

めちゃくちゃな1週間が、終わった。
1日に1度は思い出す、「無事でよかった」の一言。それも今週の私を支えてた。
めちゃくちゃな1週間を、支えてた。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:59 | category: 5年目 |
# どうか無事で
計画停電も3日目ということで、朝5:00起きの生活も3日目。
さすがに早起きが辛くなってきたから、今日午前中に彼から電話をもらったときに
仕事の話が全部終わったあとついでに聞いてみた。
「あのーどうでもいいんですけど、もうそろそろ通常運用に戻していいですかね?」
「え?」
「もうね、朝5:00に起きてるんです。それで、運行情報チェックして、、」
「5:00はきついですねー いまどうやってきてますか?快速使ってます?」
「ううん。怖いんで、各駅乗って、、」
「わたしもです、それで途中で乗り換えて、ぐるっとまわって」
「えー?そっちで来てたんですか、そりゃまたきついですね」
「はい」
「ま、そろそろいいですかね、聞いてみようと思って。明日からやめよっかな。」
「いいと思います」

そう言っていたのは午前中。気を抜いたのがいけなかった。
15:30頃、突如言われたのは「今すぐ帰れ。」っておい!
がびーん。
トップダウンの命令のため、何がなんでも逆らえない。
どうしても残るというリーダーも帰れというから、取るも取り敢えずビルを出る。
どうしよう、本当に大規模停電になったら、ひとりだ。
途中駅までは後輩を確保した。途中で停電になって放り出されたら、大丈夫。
でもその先はひとりだ。無理!
先輩と後輩と歩きながら、言う「○○さんに電話していいですか。」

とにかくホットライン使用。男の子って、女の子より電話取れる率が高いと思う。
やっぱスーツで身につけてるかな。彼は寝起きですら出れたのだから。

「聞いてるかもしれませんが、私帰ることになったんです」
「えぇ!?リハーサルは?」
「○○さんは残ってます。帰れ言うから帰ってて、もう歩いてるんです 涙
 超こわいんで帰ったほうがいいと思いますけど無理ですよね」

とにかく情報は伝える。ごめんねと言って電話切る。

本当は今日はユーザの作業に合わせて待機だったのだけど、
私は上の命令で帰ることになってしまったわけで。

ひとまず伝えたかったことは伝えたし、
何かあったらあんたと合流したいのだと暗に伝えて満足。
だって、停電になったときにひとりだったらやなんだもん!!

そしたらその数分後、駅で電車を待っていたら、なんとむこうからメールきた。

電車止まったら教えてねと。気をつけてねって。

ありがとう。ごめんね。
あなたも、どうか無事で帰って。どうか無事で。
(そして有事の際は私を助けて。)
というメールを2、3回やりとりすることになり、都度「気にしないで」と言ってくれた。

あまりに暇かと思って、電車の中から頼みたい作業を指示したけれど、
ちょうどメールが返ってきた17:30には待機が終わって帰るところだった。
明日やりますって。うん、それでいいよとにかく早く帰って!

家に着いたら教えてね、と確認しあうほど家族じゃないから信じてるけど、
遠い遠い私は、この不安な気持ちをわかってもらえそうなのは彼しかいない。

好むと好まざるとに関わらず、とにかく彼しかいない。
そして彼の場合は幸運なことに、「好む」に入るから、よけいありがたい。

そして節電の賜物か、大規模停電は回避したらしい。
靴下を3枚履いて、自家発電@布団、で凌いだ。その間、借りた本は読み終わった。
おもしろかったとメールしたいくらいだったけど、直後、また余震。21:30頃。

泣きそうだ。

この異常事態。明日で1週間だというのに、余震は収まらない。
さっきお風呂入ってたときも揺れて、ほんと気が狂うかと思った。

原発と同じ。毎日綱渡り。
でもああして頑張ってる人がいる。国家の危機を救おうとしている。
わたしたちはわがまま言っちゃいけないよ。

安全第一、そのうえで、仕事ができる。
こう言ってくれる上司がいる今の環境は、ほんと安心できるものだと思う。

明日は朝の電車大丈夫かな。
本を、返そう。
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:50 | category: 5年目 |
# 隠蔽捜査 ...今野敏
13冊目。
おもしろいというから借りて読んだ大事な本。

警察ものにしては、切り口が新しくて、確かにおもしろかった。
すごかった。

地震のあと、電車の行き帰りで、これしか読んでない。
そしてそっこー早帰りさせられた今日、やることがなくて読み終わった。

こんな異常事態の中でも、本を読みたいという気持ちは止まらない。
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:42 | category: books |
# きみはポラリス ...三浦しをん
ようやく12冊目。

地震の前後でぽつぽつ読んでいた短編集。
たまにはこういう短編もいいかと思って買ったけど、さほどおもしろくはなかった。
全部、独特で・・・。

それでもところどころ三浦しをんらしさはある。
でも力はない。何かを書きたい、というメッセージは。

彼女の傑作はやっぱり「風が強く吹いている」だろうな。
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:40 | category: books |
# 停電の翌日
昨日は18時ちょうどくらいに電話がきて、リハは終わったのかと。
終わったと。

それはあなたたちはもう帰っていい、ということを意味する。
あーあんた帰りたいんでしょ。わかってるよ、そうだよね。私だってそうだもん。
電車が復旧した初日だったし、家に帰ったら停電かもしれないし、私も大急ぎで帰った。
会えるかと思ったけど、さすがに道では会えなかった。そんな偶然はないみたいだ。
そして、駅に着いたら、停電してなかった。。
めでたしめでたし。

今朝も5時に1度起きて、電車が動いてるか確かめる。
動いてる。それで30分追加で二度寝。
昨日ほど早くじゃないけど、いつもより20分くらい早く出た。
そして、遅れないように、各駅停車に飛び乗った。順調に到着。

始業時間、先方の上司から出勤状況についてメールがきて、見ると、
彼の名前にマークが入ってる。そしてそのマークの人は「移動中」と補記してある!!
おい!!
私は順調に着いたよ!あんた、ただの遅刻でしょ!!

事情聴取はしてないけどね。。みんながそのマークを見て笑ったよ。

そして11時頃だったと思うけど、電話鳴る。あいつだ。
「着いたんですね〜〜!」
「はい」
「移動中マーク付いてたましたよ」
「え?」
「○○さんから出勤状況のメールきてて、移動中って」
「僕?」
「はい。笑」

また「僕」って言ってる。。

その後、提出をしたいと言って、依頼書を持ってきた。
来たときはマスクをしているんだけど、私が出て行ったらマスクを外すんだ。
いいのに外さなくて・・。でもかわいい。
マスクを外した瞬間、かっこよくて、かわいい。誰にも見せたくないくらいだ。

午後はその依頼書を早速見て、月末の作業をおさらい。
え?なんか、前後関係おかしくない?さっそく電話すると・・
何か説明をしてくれるのだけど、話しながら資料を見ながら、気づいたらしい。
「あ、これおかしいですね。」
「やっぱりーー!?大丈夫ですか!?!?」
「ちょっと仕切ります。」
「えぇお願いします、手書きでもいいんで(>_<)」

私はそのあと、待っていた。彼を待っていた。夕方になっても連絡こなくて、
明日になっちゃうかと思ったけど、結局電話はちゃんと鳴った。
「簡単だけど整理したから意識合わせしたい」って。今から行くねって。

その頃、私の席は、節電運動の影響で照明を落とされ、真っ暗で。
フロア全体が一部照明一部真っ暗。
そして私たちが座った打合せテーブルも、真っ暗。。。
真っ暗な中、資料を見ながら打合せ。大変だった。
ふむ、なんだかちょっと違うけどね、意識は合った。これで直してくれるよね。
あいつ今日は後輩なんて連れて来ちゃって、ホント一人前になったんだね。

それもほとんど終了し、私が最後のメモをガリガリ書いていたら、頭上から声がした。
「停電生活はどうでしたか?」
「・・・?(2秒後)あ、うち、停電ならなかったんです!」
「え?あーうち田舎だからか」
「へっへっへ。停電したんですか?」
「はい、駅降りたら真っ暗でした」
「何時頃帰りましたか?」
「20時頃ですかね。」
「あー私も多分同じくらい。うん、してなかったですよ。」

むこうから雑談を切り出してくるとは思わなかったから、嬉しかった。

まさか、偶然にも、東電のグループ分けも一緒だったみたいだ。
明日はお昼時間帯だから大丈夫だね。
朝も電車動いてるよ。

連れて来た後輩は、こんな雑談をする私たちをキョトンとした目で見ていた。

お互いの異動を内密にすることにした私たちは、それでもちゃんと仕事はして、
何事もなかったかのように振る舞っていると思う。
でもどこかで繋がったホットライン。もう信じてる。有難いことに、あなたたを信じてる。

--

今日もあった余震。まさかの茨城沖。そして、会社のフロアはまたも大揺れ。
大きい地震は最初に強めの縦揺れがくる。だからわかる。そして怖い。
ぐわんぐわん揺れる。

それで私はヘルメットを取り出した。私だけだったけど。
「余震に気をつけて」あなたの言葉が聞こえた気がした。
私は気をつけてるよ。今日もありがとう。

おまじないを開いた。「無事でよかった」今日見ても、その言葉は嬉しかった。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:15 | category: 5年目 |
# ふとしたときのおまじない
「無事でよかった」その一言が、とても嬉しい。
だからケータイを見る。
わけもなく開いて、そのメールを開ける。
メールを見たら、少し充電 それが今のおまじない。


今朝は1時間早く出発してみたけど、電車はすごく混んでいた。

それでも隣に立ったおじさんは私のために棚のスペースを空けてくれた。
大混雑でつぶされそうになって辛かったけど、その気遣いが嬉しかった。

上司からメールが入った。今日は来れるかと。
行けると言うと、「よかった、○○さんが来てくれたら安泰です。」と返ってきた。
あの上司は、こういうところがちょっとエロいと思うけど、言われないよりは嬉しかった。

だから。早起きで眠くても、つぶされても、荷物が重くても、
こうして少し嬉しい事だってちゃんとあって、それでも足りないと思うときもあるから、
ケータイを開くことにした。それがおまじない。小さな小さな。

余震ですら怖いと思い始めた私には、余震に気をつけてと言われたことが支えで、
被災地にいる人は、私よりかどんなに怖い想いをしているのだろうと思うとぞっとする。
だからきっと、私が言ってもらったみたいに、
誰かに、たった一言でいいからあったかい言葉をかけてもらえたら嬉しいと思う。


今朝はさすがに電車動いてたから、相談することもなくて、
せっかく開通させたホットラインは使用せず。
それでも向こうについたら、先方の上司からメールが入って。本日の出勤状況。
そしてその中に彼の名前はあった
その後、11時くらいだったかな、電話がきた。提出物があるから行きたいって。
その前にどうしても言ってしまう「来れましたねー」「なんとか」。地元仲間の疎通確認。

持ってきてくれたものは3つで、
2つは本当の提出物。そして、もう1つは、約束の本だった。
さっそくカバーをして帰り道に読み始めた。

あなたを嫌いになれそうにない1つの理由として、
本を読む人だからというのが、ある。本を読む人は悪い人じゃない。ぜったい。
あなたのその根っこの性格は、本が作ってくれてる。きっと。そう思う。

「なんだか同じ匂いがする」と思った理由は、
地元が一緒だったから、のほかに、本が好きだから、という理由もあるのかも。

それでも1つ困ったことは。
この本を読んでいると、あなたを思い浮かべてしまうこと。
こういう本が好きなんだなーって考え始めると、もう目は文字を追ってない。

どうしよう全く進まない。
そしておめでたい私は、そんな大事な本を握りしめたまま、帰りの電車、寝てた。
おもしろくて読み進めるんだけど、幸せで、意識が朦朧としてきて、深く落ちていた。

これも1つのおまじない。ありがとう。


「余震に気をつけろ」この言葉は、あながち大げさじゃない。
今の日本を襲う余震は、大げさな社交辞令では済ませないほど、気をつけないと。
今日はいつも揺れてる気がした。「揺れてる?」と口癖になっていた。怖いよ。

だからおまじないで乗り切る。握りしめた本で乗り切る。
被災地を思いながらも、もちろんまずは自分も守らないとね。
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:50 | category: 5年目 |
# 調べて気づく"気持ち"
おかしい、涙もろくなっているのか、些細なことが至極うれしい。

今朝メールが届いた時間を現地時間に換算したら(Webで検索)、
夜9時頃だった。

仕事が終わって、ごはんを食べて、日本のケータイを開いたのだろうか。

ということは、これよりもっと早く届いていたもう1日前は、
夜の7時台にはメールをくれていたことになる。

仕事が終わって、遠く日本にいる相手にメールする。
その気持ちが温かすぎて、思わず口を覆った。涙が出そうだ。

また明日も、電車が動かない可能性はあるけれど、
家で腐ってないで、気持ちを前向きにできたらいい。

そんな勇気をくれる、メール。

メール。それは、"気持ち"を届ける魔法のツール。

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:13 | category: 5年目 |
# 今日も届く勇気
なぜか今日も朝5:30すぎに目が覚めて、ケータイを見たら、
遠い地からメールが入っていた。
「無事でよかった」と書いてある。まだ余震に気をつけるようにと。

うれしかった。

無事でよかったと言ってもらえるほど、心配してくれていたみたい(←前向きに捉える)。

どうして個別にメールをくれるの?と聞きたくなるけれど、
友達なんだから当たり前だろと怒られそうで、聞けない。

今回の余震は本当に怖い。
余震に気をつけろと言われるのは大げさな気もするけど、本当に気をつけないと、怖い。
思わず弱音を吐きそうになる。怖いよと。

とはいえ、こことは比にならない東北の惨状には言葉も出ない。
感想は出てこない。どうしたら、いいんだろう。
希望を持てる復興を。祈らずにはいられない。
私にできることといえば、小さな私の部屋の節電くらい。あとは、安心できる先への募金。


それでも現実はすぐそこに。
また停電もくるだろうし、電車も止まるだろう。だけど立ち上がらないといけない。
明日は、起きたら、支度をしよう。着替えて、化粧をしよう。そして駅へ行こう。
シャッターが閉まっていない限り、行けばいい。

家で手をこまねいているよりは、きっといい。


遠く異国の地から私にメールをくれる人がいる。
無事でよかったと言ってくれる。
それだけで、がんばれる気がする。


今日のリハーサルは、無事終了したみたい。
同僚の上司や先輩は予想どおり私にはまったく連絡をよこさないけど、それはそれでいい。
彼は、私にフィードバックしてくれた。
無事終わったようだと言ってくれた。
そのホットラインがあること。それだけで、またがんばれる気がする。

明日は彼に甘えないで、行動できるだろうか。がんばろう。
日本人らしく、凛々しく、秩序ある行動を。
無理をせず、安全第一で、ゆずりあって。それでも自分が見るべき前を見て。
| comments(0) | trackbacks(0) | 20:56 | category: 5年目 |
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