昨日の夜から、今日にかけて、計1.2人日ほど、サーバのマニュアルと格闘していた。
昨晩ざっと見て疑問に思っていたことを、日中に消化しながら、並行して続きを見る。
並行して見ながら、UNIXの仕様についても勉強。
主に、runレベルとrunレベルごとの自動起動スクリプトの設定方法について。
/sbin/rdN.d(N=1,2...)の下にシンボリックリンクを貼ったりするらしい。
これはHP-UXだけの特徴らしい。
ま、要するにシステムブートの仕組みについて。
そして、だいたいがわかってきたところで「ショー!」と呼ばれている彼に電話。
しつこいくらいに。
で、「これって、こうですか?」攻め。攻めて攻めて攻めまくる。
さっき、停止時のプロセス確認もするっておっしゃってましたっけ。
はい。確認します。
あー。でですね、思ったのですけど、shutdown -h 0したあとにプロセス確認て、無理?
だってOS止まってるし。そもそもshutdownすると自動停止スクリプト動くようにしてるでしょ。
動いてたらびっくりっていうか。
笑う彼。
「そ、そうですね、ちょっと考えます。」
私を騙そうって思ってもそう簡単にはいかないよ。
でも
彼らには全く悪気がないから。それが手に取るようにわかるから、好き。そして私と彼との電話が始まった瞬間、外野が「ショー!」と叫ぶ。
笑う私。会話が不可能になる。
「(爆笑)えーと、何でもないです。(笑)ちょっとまってくださ(笑)い」
身振りで身内に「NO MORE!!」とジェスチャー
「はい、それでですね、えっとなんだっけ、あそうそうオペマニのことです。」
箸が転がっても面白い年頃というのはとうの昔に過ぎてしまったけど、そうとでも思ってくれると有難い。
電話を切ったあとは身内たちに苦情。
「ショー!って言ってたけど、絶対聞こえてましたよー。どうするんですか!!」
「大丈夫大丈夫、聞こえてないって」
うそだろ。
そんな感じで電話もして。知識面でも勉強したから楽しい。
朝から晩まで意外とマニュアルと格闘してしまったから、すごく達成感があって。
途中で、
あまりに疲れたから、飲み物と受話器を取り違える。飲み物に手を伸ばしたつもりで、受話器を取り上げて耳にあてていた。
「あれ?受話器あげて何してんだろ私・・・」
「おつかれですか?」
「!!! そうです、疲れてるんです、労ってクダサイ。お寿司がいい!!」
「そうだ!お寿司!○○寿司!」ノッてくる後輩
「それより○×寿司!」
「行くなら19時まで飲み物半額だから定時でタクシーつかまえないとだよ。帰れるの?」
「強制終了すれば帰れマス!!」
突如寿司を食べたくなって、1.5時間後には強制終了することに決定。
にも関わらず定時の10分前に例の彼から電話があって。
思っていたことを全部言う。
「○○ページなんですけど、旧マニュアルにある文言、なんで消えてるんですか?」
「ん・・・。あれー??」
「あれー?じゃありません!!(笑)」
私の周囲が爆笑。
素直で正直な彼がどうしても嫌いになれないから、叱れない。
叱ってはいるけど、心からケンカを申し込んでるかというと、そうではない。
ツッコんでいる、というのが正確かも。
それでも私の発言が正しければ「そうだと思う」と言ってくれるし、
そうでなければ「ここはですね」と言って説明してくれる。
こういう関係は、最低限必要だと思うから。
結論が正しいということが大事だから。お互いちゃんと言わないといけなくて。
今は(彼は)そういう状況にあるから実にやりやすい。
リーダーの老獪な話術で「1982年生まれ」だとわかった今は、
1つ年上の男子として、勝手に、あくまで勝手に親近感を持って接している。
電話の向こうで(私に聞こえてる事を知ってか知らずか)ファーストネームで
呼び出されている彼と、その周囲のチームメンバーが、微笑ましくて、好きになってきた。
お寿司を食べて、懐メロについて喋りまくって疲れを取って帰ってきた。
いわゆる「ほろ酔い」。中島みゆきがやめられないよ。
今はこんな仕事が楽しくて好きだから、おいしくて会話が楽しければそれでよいよ。
明日もガンバロ。眠いけど、仕事行く。