flowering dogwood

社会人5年目。
「若手」と言い張る中堅予備軍。
新人教育係。
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
<< 今日の料理 | main | 同世代の勘 >>
# 悪人 ...吉田修一
水曜の夜に買って、木・金の電車で読み終わった。
正直「なぜ1冊にしてくれないんだろう」という感じ。

途中から誰もが気付くと思うけど、「誰が悪人なのか?」という筆者からの無言の問いかけ。
背伸びをして、ウソをついて、自分のことが何よりも大切な被害者・佳乃?
手を下した祐一?
ちゃらんぽらんな大学生・増尾?

私は意外と、佳乃と増尾の頭の悪さに閉口してしまい、
この人たちだって「悪人」じゃないかと思えたし、そう誘導された気もする。
ただし光代は論外。もう、切なすぎてコメント不可能。

そして、個人的に圧巻なのは父・佳男。
何を差し置いても、「親は親なのだ」という著者の伝え方に思わず力が入ってしまう。
絶対許さない。たとえ死んだ娘が売女と罵られようとも。
そして気付けば無罪放免になった増尾を探して追いかけている。
親として。親として、なのだ。

事の発端をたどればキリがない。事実には、原因がある。原因にはまた原因がある。

この作家の本は2冊くらい読んだ気がするけど、ちょっと独自路線だった。
今回はぐっとジャンルを換えてきたんだなって思った。

タイトルが、巧い。誰もが一度は考えるんだろう。「誰が、悪人か」。
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:28 | category: books |
# スポンサーサイト
| - | - | 01:28 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://akt19.jugem.cc/trackback/1551
トラックバック
Selected Entry
Categories


栗城さん応援中↓↓
Links
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
Others
Search this site
Sponsored Links