flowering dogwood

社会人5年目。
「若手」と言い張る中堅予備軍。
新人教育係。
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# 東京タワー ...リリーフランキー
かつて、猛烈に売れ、映画にもなっていたリリーフランキーの本が、文庫になった。
ハードカバーで古本屋で買ったのだけど、どうも進まなくなっていたので、文庫になって再挑戦。

するとまぁ泣ける泣ける。
いや、泣いてはいない、電車の中で読んでいたから。
でも、気をぬくと、涙があふれそうになる。涙で本が見えなくなるのだ。

オカンの愛に。ボクの愛に。
息子から母親への優しい言葉に。
母から息子への優しい言葉に。

決して裕福とはいえない、生活も大変な家庭環境ながら、
オカンはボクにそんなこといっさい感じさせなかったという。
ボクは、年頃になってオカンと出歩くことにまったく恥ずかしさはなかったという。

そういう関係、私もなりたい。
この家族は、心が豊かなんだよね。


終盤の件は圧巻だった。

新宿や渋谷の雑踏を歩く大量の人たち。この全ての人にオカンがいる。
そしてほぼ全ての人が、オカンとの別れを経験する。必ず。
みんなまだそれを知らないだけ。必ずやってくるのだ。

そういう件。
わたしも絶対、母を失うときがくる。
信じられないし想像もできない。
母はまだ母親を失っていない。わたしのおばあちゃんだ。
だから、わたしたち母子は、2人とも「母を失う喪失感」を知らない。

親孝行してもしても後悔するのだという。何をしたら、いいだろう。

でも、そこでまたリリーさんは言うのだ。
親は、子どもが元気でいてさえくれればそれでいい。
そしてその子どもがかけてくれる優しい言葉さえあれば、もう十分なのだと。

親は、絶対に、親だ。絶対的な関係。

読む人が必ず自分の両親を想うことになるであろう傑作。
リリーさん、巧いです。
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