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評価:
三浦 しをん
新潮社
¥ 860
(2009-06-27)
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これはヤバい!!おもしろすぎた!!
どうして映画公開と同時に読まなかったんだろう。
たった2日で読み終えた。月曜、早帰りして、布団の中でたっぷり2時間は読んだか。
昨日は必死で映画館を探したけどダメだった。もう公開は終わっているらしい。
映画はあのおもしろさを伝えただろうか。ただの青春映画になってないだろうか。
それぞれのキャラクターが立っていて、機微に富んだ表現。
力がある。これは力強いよ。
おんぼろアパートに住む10人が箱根を目指して、初出場でシード権を手に入れる。
そんな夢のような話が現実にあったら驚きだ。このご時世ね。
でもこの本で読むと、できる気がしてくる。
うまくいきすぎ、と簡単に吐いて捨てられないそういう魅力がこの本にはあった。
2009年、年末、今年一番の傑作にランクインしたといってもよいでしょう。