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評価:
森 絵都
角川書店
¥ 460
(2005-06-25)
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読んでから少し時間があいてしまった。
確か買ったのは祭りの日だから、5月9日。
髪を切って、本屋に行って、前日までの1週間のヘトヘトをとりたくて、
いつもならしないけど1人でランチをしてみた。
平日、ずっと食堂で夕飯食べてたし、その時期は夕飯も摂らずに仕事してて。
「おいしいものが食べた〜い!!」って思って、オシャレな店に飛び込んだ。
1人の客も結構いて、オシャレな店だから女性が多くて、思い思いの時間を
過ごしてた。
私も、料理を待つ間、買ったばかりの本を開けてみた。
それが、これ。
アーモンド入りチョコレートのワルツ。
章くんという1歳上の親戚の別荘に、同世代の親戚の男のが集まる話。
夏休み!!
でもその年はちょっと違う流れになって。。
眠れない男の子と虚言癖のある女の子の話。
そして表題作。サティのおじさんの話。
彼女の作品は、その世界がぱっと想像できるんだ。
私の中に、別荘や、汚い校舎や、素敵なピアノ教室が生まれてくる。
その表現力のすごさに、今回もやられた。